断面性能(MARE)

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【機能】

断面性能を測定する

【コマンド概要】

同一の平面上のアイテムについて測定されます。

測定の基準となる座標系の設定には、次の4通りの方法があります。

・原点、X軸方向、Y軸方向の3点を指示する。
・原点、X軸方向の2点を指示し、作業座標系の原点とX軸を合わせる。
・原点のみを指示し、作業座標系の原点を合わせる。
・C/Cのみを入力し、作業座標系の原点を図心に合わせる。

閉領域の平面と、測定の基準となる座標系のX−Y平面が同一でも平行でもない場合、

測定の基準となる座標系に領域を投影して、断面性能が測定されます。

曲線部分は多角形に近似されるので、測定された値には、最大0.1%程度の誤差が生じます。

【オペレーション例】

1. 断面性能を測定します。
原点とX方向とY方向[GP GP GP]#<1>C/C
ここでは、1点のみを入力しているので、作業座標系の原点を指示した点に合わせて測定されます。
領域ID(ID)#<2>C/C
測定する図形の外郭線のアイテムを指示します。ここでは、1アイテムを指示しています。認識された図形が一時的に赤色に変わります。
穴の輪郭(ID)#<3>C/C
測定しない領域を指示します。省略するときは、C/Cのみ入力します。

−−−−−−−−−<属性>−−−−−−−−−
面積(CM**2)−−−−−−−−−−−−−−5.4940832
全周長 (MM)−−−−−−−−−−−−−−291.0895627
外郭の周長 (MM) −−−−−−−−−−−−194.3753836
X軸に関する断面一次モーメント(CM**3)−0.2776512
Y軸に関する断面一次モーメント(CM**3)−0.1050318
図心のX座標 −−−−−−−−−−−−−−0.1911727
図心のY座標 −−−−−−−−−−−−−−0.5053640
X軸に関する断面二次モーメント(CM**4)−6.2079939
Y軸に関する断面二次モーメント(CM**4)−9.6745956
極二次モーメント(CM**4)−−−−−−−−5.8825895
極二次半径(CM)−−−−−−−−−−−−1.7002510
X軸に関する断面二次半径(CM)−−−−−1.0629872
Y軸に関する断面二次半径(CM)−−−−−1.3269935
X軸に関する上縁側の断面係数(CM**3)−−3.6646748
X軸に関する下縁側の断面係数(CM**3)−−3.6646757
Y軸に関する上縁側の断面係数(CM**3)−−4.2047177
Y軸に関する下縁側の断面係数(CM**3)−−4.1850411
断面相乗モーメント(CM**4)−−−−−−−0.0053059